悲しい夢
明け方に夢をみていた🌙
辺りは夕暮れせまる
テーマパークのような町並み
足元の石畳
お祭りの最中なのか
人々は思い思いに集まり踊っている
高校入試の合格発表も兼ねてのお祝い
私は、一人その輪に入れず
手の中のパッケージに印刷された
当り🎯の文字を眺め
「数学が全くできなかったのに
合格して良かった。」と思っていた
ひとりぼっちは嫌だ、さみしい
誰かと一緒にお祝いしたい
でも
誰の目にも映ってないようなわたし、、、。
ここで目が醒めた
6月の夜明けは、はやい
次第に明るくなる部屋のなかで
夢のかたちが溶けだしていく
物心ついた時から肥満児だった
身長も早くから伸びたし
小学生のころは勝ち気で
ドッチボールの鬼だったからか
苛めを受けた記憶はないけれど
どこかで皆と同じ世界に居ない
自分を感じていた
中学生からはソフトボールの鬼に変わり
県大会やその上の大会を目指しだした
厳しい練習に耐え
大幅に体重がおちて
気がついたら身長も女子の平均以下
こうなっても
私の中のインナーチャイルドは
デブでブス🐷な自分を呪いながら
背中を丸めて座っていた
さみしい、、。悲しい、、。
わたしは、みんなとちがうよと泣きながら💧
五十路も半ばを過ぎ
夫や娘たちと忙しく暮らしても
とっくの昔に忘れていた気持ちを
突きつけられた朝
大丈夫、一人じゃないよ
さみしいのなら、自分から
話しかけたらいい、怖がらないで
デブでブスでも
そのままでわたしのままでいいんだから
もう泣かなくていい
一緒におひさまの下に出ていこう
小さなわたしを抱きしめてそう伝えたい
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